【無理をしない自炊のはじめかた】セット家電を買おう
進学や卒業などで4月から環境が変わり一人暮らしを始めるあなた。いちばん心配なのは「食事」なのではないでしょうか。実家にいると帰れば夕食がテーブルに並ぶ。当たり前のことのように思えるけど、一人暮らしを始めると当たり前じゃないことに気づく。それを毎日やってくれている母親の凄さに気づく。
一人暮らしを始める、自炊をすると節約になるらしい…。でもどうしていいのかわからない。今まで何かしら手伝いをしていた人ならなんとかなるけど一度も台所に立ったことのない人は想像すらできない。
料理をする私に対し「台所に立つのは女だけだ、男が立つなんて考えられない」なんて言っていた上司がいましたが、熟年離婚されていて笑いました。そう、今は女性だけでなく男性だって当たり前に台所に立つ時代です。
じゃあ何すればいいのかな、と。台所大好きな私（37歳男性）の経験を元に数回にわけ簡単に説明していきます。最初は最低限そろえておきたい家電から。
【セット家電を買おう】
今のシーズンは新生活向けのセット家電が沢山出ています。その中には必ず「冷蔵庫」「炊飯器」「電子レンジ」が含まれているはず。だいたい5点セットってのを買えば含まれてます。メーカーなどは選べないですが個別で買うより断然安いです。でもこだわりたいよ…って思っても最初はこれで充分です、絶対に。
なんで最初にこだわらない方がいいのか。一番の理由は最初から高い機能を使いきれないこと。その家電自体を使わないかもしれないこと。そんなものに大金をかけるのは正直もったいないし、その分を貯金なりしておいた方がいいと経験から思います。これらが壊れるころには「これがあったらもっと便利なのにな」とか「私にはこの機能が必要だ」など明確にわかるようになります。その時にはじめて選んで購入すれば無駄がないのです。
それでは簡単な選ぶ基準を。炊飯器は「3合炊き」がベスト。2合炊きとかもありますが、釜飯の素とか使う時に不便。冷蔵庫は冷凍庫スペースが大きい物や下に位置するものの方が使いやすい。一人暮らしの自炊にとって冷凍庫というのはとても大切になります。電子レンジは温められればOK。トースター機能もあった方がいいかもしれないけど掃除が結構面倒。別でもいいかなって思う。
東海をまたいで引っ越ししたりする人は家電を購入する際に「周波数」というものに気をつけてください。
本体の裏側に「50Hz （50Hz専用）」とか「60Hz （60Hz専用）」「50/60Hz （50Hz・60Hz共用） 」などと書いてありますので、地域にあった物を購入してください。最近は共用のものが増えています。店員さんに引っ越し先を言えば対応してくれるはず。
お父さんお母さんに選んでもらったり、信頼できそうな店員さんに選んでもらうのがいいと思います。これがいいな、と言っているのにこっちのほうがとしつこい店員にだけは要注意です。「炊飯器」「冷蔵庫」「電子レンジ」を購入したらいよいよ自炊のスタートです。
次回、「炊飯器」の使い方へと続きます。
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