9日のアルウィンに続き10日は長野パルセイロのホームスタジアム「南長野運動公園総合球技場」へ。
世界一好きなスタジアム
15,000人収容規模のサッカー専用スタジアムという割り切り方、大好きです。普通なら(まあ普通じゃないんですけど…)どうせならと身の丈など考えない大きさにしたり、そうでなくても少しだけ余裕をもって収容人数を取るものですよ。それをJ1仕様をクリアできるギリギリのラインにした。正直15,000人を集めるって相当大変で。J1クラブだってなかなかできていないチームも多い。なのでそこにラインを引いた長野市は凄いなと思いました。
小さい中にもトイレやショップなど余裕をもって配置されている印象があったし、無駄な区切りがなくどのエリアにいてもホームだという一体感がしっかりある。コンコースを歩いていてもどこからもピッチが望めるのもワクワク感があっていい。スタジアム内を探検していた時は常に「いいなー、いいなー。」そればかりでした。
スタンド最前列からだとこんな写真も簡単に撮れる。そうでなくともどの席からも見やすい。サポーターの声も跳ね返りやすくホームの一体感を得ることができる。ゴール裏だけでなくどのエリアのサポーターもタオマフ掲げたり振り回したりと想いをピッチに向けていたのも印象的だった。
栃木県グリーンスタジアムやNACK5、アルウィンなどもサッカー専用としてすごく臨場感のあるスタジアムなんだけど、南長野を見てしまうと一昔前以上の差を感じてしまう。現段階で私の世界一好きなスタジアムになったことは間違いない。もっとこういうスタジアムが日本中に増えて欲しいなって思う。
カテゴリーなんて関係ない
実は初めてのJ3観戦。JFLよりは上だろうな…程度で見ていたけれど、申し訳なく思った。やっぱりカテゴリーなんて関係なく面白い試合は面白いんです。妻も「栃木の試合より面白かった」と言っちゃ困るようなことをさらっと言ってしまうくらい楽しんでました。
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※64分の越智選手退場のシーン
試合内容は前半いい展開をしていた藤枝が先制。とくに22番の久富選手が良かった。しかしサッカーって一瞬で風向きが変わる。2枚目イエローで退場となった越智選手の与えたFKが同点弾となり、そこからすぐに逆転弾。
こうなったらイケイケの雰囲気を作り上げるこのスタジアムでは追い付くのは不可能に近い。松原がもう一点決めてハットトリックか?というくらい勢いがあった長野が2-1で勝利。
週末にね、こんな試合がパルセイロとパルセイロレディース2試合楽しめちゃう時もあるということを考えると本当に羨ましい。駐車場がスタジアムから遠くたってそりゃみんな笑顔で歩いたり自転車で来るよね。そういうみんなが笑顔で楽しめるスタジアムができ上がってる。ここから少しずつパルセイロが歴史を作っていけば本当に素晴らしいクラブとスタジアムになっていくんだろうな。J1まで一気に駆け上がってよ長野パルセイロ!そうすれば鹿島の試合の時に来られるもんね。