なんでなくなっちゃたんだよ!回転ベッド!
男と女の夢と希望と淫靡を兼ね備えた素晴らしき空間、それがラブホテル。今あるラブホテルはラブホテルであってラブホテルではない!昭和のラブホテルはエロスにまっすぐで奇想天外なアイデアは外国人ですら絶賛し(家族で泊まることもあるらしい…)、そして世界遺産に匹敵する価値があるのです。
なかでも代表的な「回転ベッド」という代物(写真はFRANCEBEDが作ったもの。家で使う用なのだろうか。)で回るんです、回っちゃうんです。冷静に考えると本当にとんでもなくくだらないし、回るからなんなんだよってことなんですが、開発した人はとんでもないものを作ってしまったぞ!と、これはノーベル賞ものだ!と喜んだと思います。
回転ベッドはそれだけでは成立しません。その回ってる様子を写す鏡が必要です。でも、その両方を兼ね備えた施設はかなり少ないし、もしかしたらもう存在しないでしょう。素晴らしいものは規制される運命なのです。私は何度か回転ベッドを求めネットを駆使してあると言われるホテルに行っています。でも人気なのでしょう、大抵先客がいらして未だ回れていません。回れそうなベッドは多々ありますが、スイッチは残せど動かなくなっているものがほとんどです。
ほんとついさっきなんですが、何気なく「回転ベッド、製造」って検索したらまだ作っている業者さんがいました。今なら破格の90万円で夢の回転ベッドが手に入ります。多分お金さえ用意できればあなたの豪邸の寝室にあった回転ベッドを作ってくれるでしょう。買ったら写真送ってください、楽しみにしています。
ラブホテル―Satellite of LOVE (アスペクトライトボックス・シリーズ)
- 作者: 都築響一,アルフレッド・バーンバウム
- 出版社/メーカー: アスペクト
- 発売日: 2008/03/17
- メディア: ペーパーバック
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