【プライムビデオ批評】未来少年コナン
プライムビデオ | 未来少年コナン 第一話のこされ島 1978年 NHK 全26話
未来少年コナン。宮崎駿第1回監督作品とのことですが、実はその世界観は気になっていたものの見たことがありませんでした。NHKでの放送だったんですね。
西暦2008年に始まった世界大戦をきっかけに、という当時未来だったのに今では過去のお話なのね。その大戦で作られた兵器がきっかけで地殻変動が起きた地球がコナンたちが冒険する世界。
テンポよく進むストーリー
のこされ島におじいさんと住んでいたコナン。漂流してきたなぞの少女「ラナ」との出逢いで島を出発するところから始まります。そこからあっちこっちするのですが、その際の移動がさらっと進みます。26話の中に物語を詰め込むという理由もあるのでしょうけど、移動以外の重要なシーンに時間をとっているので見ていてとにかくテンポがいい。
展開は読めそうで読めない
コナンがラナという少女を悪いヤツから奪取する物語。そう思って見ていると26話の1/3くらいで終わってしまいます。そこからが本当の物語のスタート。そこからはかなり壮大な話になっていきます。展開は読めそうで読めないのです。
見たことのあるキャラが?
宮崎駿監督の作品ということもあり、その後の作品のモデルになったんじゃないかというキャラクターがちらほら。そういうキャラクターを見つけるのもこの物語の面白さかも。「ああ、コイツはアレのアイツだな。」と必ずニヤニヤしてしまうはず。
宮崎駿監督作品が好きな人は必ず楽しめるはず。とにかく先が気になる。30分という短い尺なのでどんどん見てしまう。見てしまえば良いと思います。ゆっくりできる時間を見つけて一気見すると一本の映画のように楽しめるはず。オープニングは2分40秒で終わるのでそこまで飛ばしても大丈夫です。これを使えば1話当たりが結構短いのです。名探偵じゃないコナン、是非見て欲しいです。
個人的に一番心に残るのはダイス船長に対するモンスリーの「馬鹿ね」のニュアンスが少しずつ変わっていくところ。大人な目線で見るとここが一番ニヤッとするかもね。この二人が個人的に主人公でした。
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