サッカーの素人「ホリエモン」に何ができる!
7月21日にJリーグは堀江貴文氏らとアドバイザー契約をしました。かなりの人がサッカーに関してずぶの素人のホリエモンに「あいつに何ができるんだ!」と思っているだろう。でも私はちょっと違う考えだ。
「サッカーの素人」こそが今までの日本サッカーの常識を打ち破るアイデアを持っているのではないかと。たとえ無茶なアイデアだとしても、そこから広がる何かはあるはずだ。いろいろあったにせよ実業家としての手腕は間違いないと思っている。その力を新たなプロジェクトにそそいでくれたらJリーグは変われるかもしれない。
停滞期を迎えているのは間違いない。彼は歴史は違うにせよ「プレミアリーグ」と「Jリーグ」は同時期に発足していたが、リーグの価値がここまで差がついてしまったのはJリーグが海外へのアピールをしなかったから、と言っていた。最近やっとアジアでの放送権を売ったりしているが、とにかく遅かった。今回アドバイザーとして選ばれた面々はコンサルティングやメディアの専門家。そういった「ビジネス面」での期待はかなりあるといっていいと思う。
もっともっと良くなる余地はある。
この問題はJリーグだけではないと思う。女子W杯で準優勝となった「なでしこジャパン」の選手達が活躍する「なでしこリーグ」もそう。実際にスタジアムで観戦するとわかるのだが、とても面白い試合をする。しかし選手の待遇が悪い。こういったこともメディア戦略等でもっともっと良くなり、そしてレベルアップが図れるのではないかと。
きっと海外の人たちも彼女達の活躍を見ている。そしてリーグを観てみたいと思っている人たちも少なからずいるはずだ。それは大きな可能性なんだと思う。
toto助成金の使い方
日本にはサッカーくじ「toto」がある。その売上金の一部が日本のスポーツ振興助成をしているのを知っている方も多いだろう。内容としてはスポーツ施設の充実や競技水準の向上のために使われている。Jリーグ関連の設備整備にも使われていたりするのだが、それをもっとうまく使う方法はないのだろうか?そういったところまでも彼らの意見を聴いてみるのもいいと思う。とにかく常識を打ち破る必要がある。
堀江氏のJ1昇格基準は「専用スタジアム」を持つという考えはとても素晴らしいと思う。そんなの無理だ!って決めつけていいのだろうか。じゃあプレミアリーグのスタジアムはどうなんだと。歴史が違うから仕方ない…本当にそれでいいのだろうか。
常識なんてぶっ壊せ
今回の契約は絶対にチャンス。もうJリーグをめちゃくちゃにして欲しい。今までのくだらない常識をぶっ壊して欲しい。日本らしさなんてクソ食らえだ。もっともっとワクワクするリーグへ。スタジアムに行けなくてもネットでもテレビでも観てしまうようなリーグへ。サッカー少年達が夢見られるリーグへ。
もう代表戦だけ盛り上がるのをみるのはこりごりだ。Jリーグよ、プレミアリーグに追い付け!追い越せ!
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