FIATのロードスター「124 Spider」発表
イタリアのフィアットクライスラーオートモービルズは2015年ロサンゼルスオートショーで「124 Spider」を発表しました。
マツダ ロードスターをベースとした2シーターオープンモデルを製作するという話は昨年の今ごろお伝えしましたが、それがとうとう形になったようです。ただバッジを付け替えるだけではなく、あくまで共通のプラットフォームでそれぞれのメーカーらしさを大切にしたものになりました。
「124 Spider」はその名の通り1966年に発売されたFIATの名車「124 Spider」のオマージュ。フロント、リアのデザインの随所にその要素が見て取れるはず。これなら往年のファンも気になっちゃうんじゃないでしょうか。
インテリアはほぼ同じ
個性的なエクステリアに反してインテリアに関しては細部を除いた大まかなデザインは者同じ。それでもハンドルにFIATのエンブレムがあるだけで嬉しいのは私だけでしょうか…。マツコネ用ディスプレイもそのまま付いているので、それぞれの国に合わせたソフトウェアをSDカードで供給する形でしょう。
こうしてみてカッコいい…って見えるのはひいき目はかなりあるんでしょう。ブランドに弱いのかな…。
エンジンはAbarth 500から
エンジンはAbarth 500で使用されている1.4Lターボを載せ、160hp/250Nmというマツダロードスターを超えるものになっています。米国仕様の2.0L版と比べても勝っているようです。もちろんNAとターボそれぞれに善し悪しがあるし、馬力だけで比べるものでもないですがね。個人的には小排気量のターボエンジンは好きです。この1.4Lエンジンに6MT、6ATなどが組み合わされる予定。
来年の夏頃には北米で発売になるようです。そう、1966年の発売から50年の時を経て復活を遂げるのです。テーマカラーはアッズーロブルー。とても鮮やかでイタリアらしい色です。かなり人気が出そう。そしてAbarthバージョンも控えているとか…。
妻がマツダ、私がFIATで乗ったら近所からどんな感じで見られるのでしょうか…うちはそういう家庭です。