最新スペックについていけない。
どうも家電業界はオーバースペックなのではと感じてしまう。4Kならまだしも、もう8Kという言葉が出てきてしまっている。2020年の東京五輪のときには8Kになっているらしい。あと6年ないんだよそれまで。
ブラウン管のテレビからフルハイビジョンになった時のテレビ業界はそれはもう大変だった。機材すべてとりかえるわけだからね。
小さい局は買い替えられないかもって話まで出てた。やっと機材が揃ってきたと思ったら4K、8Kですよ。コンテンツが揃わないうちにテレビがどんどん進化して先に行ってしまってる。もちろんフラグシップモデルだけならそれでもいいと思うけど、もう全部4K以上になっちゃうわけでしょ2020年には。
2010年の南アフリカW杯に合わせてブラウン管からフルハイビジョンのブラビアに買い替えたんだけど、まだ4年しか経ってないのにな…って思うのは古い考えなのか。それにしたって8Kなんて視聴者はそこまで望んでいるのかね。
最近の家電やゲーム機なんかは顧客が置いてけぼりになってスペックだけがどんどん先にいってしまっているように思える。ハードメーカー側は買い替えしてもらわないと利益にならないのはわかるけどちょっと度が過ぎないだろうか。ゲームもPS4が国内で売れていないのはコンテンツがそろっていないからではなくてPS3や3DS、それこそスマホで充分って思っているからなのかもしれない。ハイスペックでなくとも面白いものはあると。
そもそも日本のソフトメーカーですらついていけてないのではないかと思う。PS4に対応するソフトが出ないのは開発費の高騰も原因だろうし、3DSにソフトが集まるのは比較的安くアイデアを具現化し商品にできるからなのかもしれない。今後日本のソフトメーカーは携帯機とスマホが主戦場になっていくのかなって思う。
ハイスペックモデルだけではなく適度なモデルも一緒に出して欲しい。全ての人がハイスペックを望んでいるわけではないと思うから。廉価メーカーの買えばいいじゃん…ってもし思っているとしたらそれは顧客のニーズをわかっていないだけかもしれないよ。
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