「フリード+」は「フリードスパイク」の代替にはならない
9月に発売になる待望の新型フリード、そのフリードの人気モデルであるスパイクにかわり設定されたのが「+(プラス)」というグレード。ディーラーで確認したところプラスはプラスであって、スパイクではなかったことを確認。
プラスはプラス
ホンダの「+(プラス)」といえば人気モデル「N-BOX」に設定のあるホビーから介護までカバーできるマルチな存在。マルチボードやエンドボードという板を上手く使うことで様々なシーンに対応しています。社外秘の資料を見せてもらったかぎりではフリード+のそれはコレのイメージそのまま。5人乗りになった後方の荷室をマルチボードでフルフラットにしているだけ…そういうイメージでした。
求めるのはスパイク
フリードスパイクといえばこの秘密基地感。残念ながら「+(プラス)」にはこの感覚はなく私の求めるものではありません。ホンダ的には「+(プラス)」はスパイクのかわりのグレードであって、この後スパイクが出ることは予定していないとのこと。
しかし期待したいのはモビリオからフリードになった際にスパイクを出さず5人乗りモデルで対応したホンダがモビリオスパイクユーザーの乗り換え促進にならず後からあわててスパイクを設定したこと。これを新型フリードにも期待したいのです。フリードスパイクユーザーが買い替えたい!と思えるグレードの設定を…コレばかりはユーザーの声で盛り上げるしかなさそう。
ルノー・カングーのすべて 2016 話題の1.2lターボ+6速DCTで全方位的に進化! (モーターファン別冊 インポートシリーズ Vol. 56)
- 出版社/メーカー: 三栄書房
- 発売日: 2016/07/21
- メディア: ムック
- この商品を含むブログを見る
簡易キャンパーのすべて 2016年ー2017年―のんびり遊んでゆったり寝る自由なカーライフ (モーターファン別冊 統括シリーズ vol. 84)
- 出版社/メーカー: 三栄書房
- 発売日: 2016/05/30
- メディア: ムック
- この商品を含むブログを見る
それでも新型フリードはすばらしい…はず
残念だな、と思ったのはあくまでスパイクとプラスを比較してのこと。7人乗りのちょうどいいミニバンとしての新型フリードはとても素晴らしいと期待している。
気になる燃費は27.2km/Lという風に口頭で言われましたが、残念ながらこの数字はシエンタには及ばず…。そして価格帯もハイブリッドモデルが現行モデルより上がっているようなお話…これだけ聞いているとアレ?って感じだけど実際に新型フリードを見てみれば期待できるものに仕上がっているはず。しかしその「見てみれば」が難しい。どんなにいいものを作ったとしても燃費の数字でほぼ判断されてしまう日本の自動車市場において「見てもらえる」クルマになれるのかどうかはこの後のCM等の展開次第かな。
今回の数値に関しては発売までに変わる可能性もありますのでご了承ください。
最新ミニバンのすべて 2016ー2017年 新型セレナ登場!デュアルバックドア初採用!! (モーターファン別冊 統括シリーズ vol. 86)
- 出版社/メーカー: 三栄書房
- 発売日: 2016/08/31
- メディア: ムック
- この商品を含むブログを見る