MOB CHANNEL

細々と更新しています…ネットの片隅のヒトリゴト。

新型シエンタから予想する次期フリード。

 まずこの記事を読む前に。この記事はあくまで個人的な観測及び希望的なものであり、事実とは異なります。なので、参考程度に読んでください。

 

f:id:mob-channel:20150711175134j:plain

トヨタ シエンタ | トヨタ自動車WEBサイト

 先日発売となった「新型シエンタ」。このクルマとガチンコになるのがホンダの「次期フリード」。このカテゴリーは長年「現行フリード」がかなり強かった。当初はかなり売れた「先代シエンタ」だがサイクルが長く、影の薄かった存在だったことをぶっ飛ばす「ハイブリッド仕様」もぶっ込んできた。

 そうなるとホンダは黙っていられない。「次期フリード」は年末か来年にも発売と予想される。そうなると気になるのがそのスペックだ。

 現在雑誌等で予想されているのが「1.0L VTEC TURBO」の搭載。ハイブリッドの搭載は発売後時間を置いて、といわれている…だけど「新型シエンタ」がガッツリ「ハイブリッド」仕様で結構な数字を出してきた。徐々に出すなんてことをしている余裕はないんじゃないかと。

 

シエンタは「ハイブリッドで27.2km/L」

f:id:mob-channel:20150720191616j:plain※1 2015年7月現在、トヨタ自動車(株)調べ。

 ホンダとしてはどうしてもこの「トップレベル」を超えたいと思っているだろう。しかしホンダのことなので0.1km/L単位で超えてくる程度かと…そしてすぐに追い抜かれると。個人的には追い付けないと考えていますけどね。

 「新型シエンタ」は「アクア」と同じスペックのエンジンを搭載しているが、モーターの型番は進化している。「次期フリード」も「現行フィット」と同じものを積んでくると想定し、だいたいの燃費を「もぶちゃん補正」を含め出してみる。

 

車種 アクア S シエンタ G
車重(kg) 1080 1380
△300
燃費
(km/L)
37.0 27.2
▲9.8
最高出力
(ps)
74+61 ※1 74 +61 ※1

  ※1 実際はエンジンの馬力+モーターの馬力=総出力にはならない。

 まずはトヨタの「アクア」、「シエンタ」間の数値を比較してみます。この数値もざっくりとした比較に使えます。ほぼ同じパワーユニット仕様での車重差でどのくらい燃費が落ちるのか。実はこの関係は「先代フィット」と「現行フリード」もほぼ同じ差になります。あくまで比較対称なのでさっくりと。

 

 フィット間での比較

車種 FIT2 HV(CVT FIT2 RS HV(CVT FIT3 HV(DCT)
車重
(kg)
1140 1160
△10
1080
▲60
燃費
(km/L)
26.4 22.2
▲4.2
33.6
△7.2
最高出力
(ps)
1.3L IMA
88+12.3 ※1
1.5L IMA
114+14.7 ※1
1.5L i-DCD
110+29.5 ※1

 ※1 実際はエンジンの馬力+モーターの馬力=総出力にはならない。

 そしてホンダの場合はまず「IMA」と「i-DCD」の差を見ておく必要があります。比較するとまずベースとなるエンジンの排気量が変わっていますが、エンジン自体の燃費はかなり上がり、先代1.3L(21.0km/L)と現行1.5L(21.8km/L)とほぼ同等に。RSに関しては1.5Lですが、走りに振ってあるはずなので比較するにはあまり参考にしませんが一応表には入れてみました。

 車重がかなり軽くなっているのは、電池性能が上がって容量自体が下がったのとボディの構造の改良、ハイテン材の使用量が増えたためと思われます。車重が下がることは大きく燃費に影響します。

それでは「次期フリード」はどうなるのだろうか。

 

次期フリードはどうなる…カナ?

f:id:mob-channel:20150423194345j:plain

※この画像は私が勝手に作った新型ステップワゴンと現行フリードスパイクHVの合成です。

車種 現行フリード HV 7名 次期フリード HV 次期フリード DT
車重
(kg)
1420 1370
▲50
1365
▲55
燃費
(km/L)
21.6 27.5
△6.1
23.6
△2.0
最高出力
(ps)
1.3L IMA
88+14 ※1
1.5L i-DCD
110+29.5 ※1
1.0L VTEC T
127

 ※1 実際はエンジンの馬力+モーターの馬力=総出力にはならない。

  「フィット」の比較をふまえて「現行フリード」からどのくらい伸びるんだろう…と「もぶちゃん予想」をしたのが上記の表です。

 まずは「先代フィット」と「現行フリード」の車重差は約300kg。そこから「先代フィット」と比べ「現行フィット」は60kg軽くなっています。「現行フリード」から60kg軽くする、というのはかなり頑張りが必要だと思うので、本当は30kgで計算していました。でもホワイトボディの根幹から見直すこと、電池の軽量化を期待して55kg程度軽くなると見積もってみました。

 ハイブリッドモデルに関しては頑張って27.0km/Lにのせられたらすごいな…と。ホンダ的には27.5km/Lにまで持っていきたいところ。でも厳しいだろうなぁ。

 VTEC TURBOモデルに関しては雑誌では「30.0km/Lを超える!」なんてものもありましたが「新型シエンタ」のハイブリッドを見ればわかる通りさすがにそれはないと。

 

f:id:mob-channel:20150521170255j:plain

 ホンダの「ジェイド」のハイブリッドモデルと1.5L VTEC TURBOモデルの差が単純に6.2km/Lあるのですが、1.0Lは燃費に振ると考えてこの数字にしてみました。現行のハイブリッドを超えて欲しいとの期待も込めて…。

 

f:id:mob-channel:20150603073526j:plain

 あとはデザイン。おそらく「新型ステップワゴン」のデザインと似たようなテイストで作って来ると思うので、「新型シエンタ」よりは確実に「見られる」デザインになると思います。そして「使い勝手のホンダ」ですから、そちらも上回って欲しいところ。


 なんだか適当な予想だなぁ…あくまで勝手な予想だということをふまえて読んでくださいね。全然違うじゃないか!って違うに決まってるじゃないですか、予想だもの!←開き直り

 

 燃費より使い勝手やデザイン優先で選ぶ

 このブログに「燃費」で検索してくる方が多数いるのですが、正直言うとスペック上の多少の差は気にする必要はないと思います。なぜならあなたの乗り方で大きく変わってしまうから。

 大切なのはあなたのスタイルにあった使い勝手やデザインだと思っています。燃費は乗り方で変えられます。でも使い勝手やデザインは変えられません。どちらを優先すべきかはそれでもわかるかと思います。これは「新型シエンタ」と「次期フリード」に限ったことではないのです。あなたの車選びの参考にしていただけたら。