家庭用携帯ゲーム機の延命はアリ!
New Nintendo3DSが発売になって結構経ちますが、最初はどうなのかなぁ…って正直思いました。新ハードが出るまでのつなぎでしょ?くらいに。でも最近のゲーム事情を考えるとそれもアリなのかなぁ…と思うようになりました。
任天堂がNew3DSを出した意図はわかりませんが、私はつなぎというより今世代携帯ゲーム機を延命することに意味があるような気がします。最近は毎年、いや半年ごとに新しいスマホが出て、もう携帯ゲーム機より解像度も性能ももっともっと上になっています。値段が全然違うじゃん!ってことになるだろうけど、スマホっていくらだろうがなきゃ困るもので。分割や実質0円など高くても購入しやすくなっているため比較されやすくなってしまう。そんな状況で携帯ゲーム機の次世代機を出すのは正直リスキーな時代になったのかなと。
そうなってくるとプラットフォームとして成熟してきて面白いゲームの作り方も構築されてきた。ユーザーも増えてきてメーカーとしてもゲームを出しやすくなった。そういう状況を捨てるリスクよりも活かす方向で続けた方がいいと。
ボタンを増やすというのは正直反対ですが、CPUを速くしたりメモリを増やしたりして快適に動くようにした新機種を出して延命するのはアリ。PSPでも2000からかメモリを増やしたし。3DSは解像度が…といわれているけど、子供にとってはこれでも充分。PSvitaもこれと同じようにCPUやメモリのスペックをあげた延命モデルが出てもいいような気がします。
3DSもPSvitaも次世代機のスペックって正直むずかしい。悲しいけど携帯ゲーム機は今世代で終わる可能性が高いと思う。なぜってスマホという最強の敵がいるかぎり比較される運命にある。今できることはそれぞれのハードのいい所を伸ばし、いらないものを削ぎ落とした、いい意味での「延命モデル」を作ることなのでは。