マツダとフィアットグループの提携で夢見るもの。
【MAZDA】ロードスター - SKYACTIV TECHNOLOGY搭載車
2013年にマツダとフィアットグループがツーシータースポーツカー(二人乗りのスポーツカー)において提携をしたのは車好きなら知っている有名な話。先日発表されたロードスターをベースにフィアットグループも同じようなオープンスポーツを作るのですが、エンジンは独自のものを使うんだそうです。
そちらももちろん楽しみなのですが、この提携を一歩進んだ形でエンジン供給の話など出てこないかなぁと考えた訳です。欧州ではユーロ6という環境基準がありまして、それに合わせて車の排ガスが規制されます。それに合わせるには高度な技術が必要になり、今まで環境にいいとされてきた欧州のディーゼルエンジンでも対応できないと言われています。
新しいエンジンの開発は勿論しているわけで、それに対応したディーゼルエンジンも既に出回りつつあります。しかし問題が…それは2.0lクラス以下のディーゼルエンジンはあまりにコストが高くなるという事でガソリンエンジン+ターボ、いわゆるダウンサイジングターボというもので対応するのだそうです。でも…環境に良くても日本に輸入された時にハイオクなんだよなぁ…うーん。
SKYACTIV-GをFIATに…
…あれ?1.5Lのディーゼルエンジンって最近話題にならなかったっけ?そう!マツダの新型デミオのエンジンです。これをフィアットグループが積む事になるとしたら面白いと思いませんか?FIAT 500がスカイアクティブDを積めばユーロ6もクリアできるのです。そして日本にももちろん対応している訳で、搭載して輸入してもハイオクではなく軽油です。
そうなった場合、恐らく500Sのみの設定になるんじゃないかなぁ…なんて。勝手な想像をしてしまいましたが、それもまた車好きの楽しみなのでございます。ではまた。