ホンダが2016年に「Apple CarPlay」&「Android Auto」対応へ
ホンダ「アコード」、2016年モデルで「Apple CarPlay」と「Android Auto」に初対応
画期的だと言われつつ地味に採用はされているのですが一向に普及する気配を見せていない「Apple CarPlay」&「Android Auto」。2016年モデル(今夏発売モデル)のアコードの新型「ディスプレイオーディオ」から対応するとのこと。この話はあくまで国外の話であって、国内のモデルではどうなるのかはわかりません。
今回の「Apple CarPlay」&「Android Auto」対応は「Honda Connect」の機能の一部として採用される感じなのでしょうか。アコードは最近の高級外車に採用されてる超大型液晶ディスプレイに近い2画面タイプですが、1画面での「Honda Connect」でも大丈夫だと思うので、時間はかかるでしょうが徐々に安い車種にも採用されていくんでしょうね。
なぜ世界的に普及していかないの?
SPH-DA700 | AVメインユニット | カーナビ・カーAV(carrozzeria) | パイオニア株式会社
国内も…いや世界でもほとんど聞くことのない「Apple CarPlay」&「Android Auto」。対応ナビも今のところこの機種だけでしょうか…。そもそもどのメーカーが提携するって言ってたっけ…。「Apple CarPlay」を例に見てみましょう。
これを見て「あれ?」って思った人がいたら素晴らしい。実はメーカーが減ってます。ナビで対応を謳ってたアルパインも撤退したようです…。早々と対応機器を出す!と言っていたはずなんだけどなぁ…。やはり何かが障害となっているのでしょうか。
ディスプレイオーディオで充分?
ホンダといえば「ディスプレイオーディオ」がありますが、あまりいい評判は聴きません…それでも個人的にはスマホのApp「Internavi LINC」を連動させ、ナビとしても有効に使えるオプションだと考えていますが。
対応機種がiPhoneに限られてしまうのが残念ですが、このディスプレイオーディオだけで「一般の方が使うであろう機能」がほぼ「Apple CarPlay」と同じようなことができてしまうのも事実。そうであればわざわざAppleにライセンス料を払うことはない…と思ってしまっているのではないのかなと。
個人的にはスマートフォンをミラーリングできる機能を持つ「ディスプレイオーディオ」で十分なのでは?と思うのが本音です。「Apple CarPlay」&「Android Auto」にはそれ以外でユーザーにとってどれだけ便利なものになるのかが未だハッキリしていないのもそうさせるのだと思います。まずは触ってみないことには…そのためには国内で出てくれないことには…ということでしょうか。まあいいから出してみろよ、ということでしょうね。
iPhone単体で「Apple CarPlay」に対応?
なかなか採用が進まないことでAppleが元も子もない展開を考えているようです。それはiPhoneやiPad単体で「「Apple CarPlay」」に対応する、ということ。…それって今までと変わらないんじゃないの?と。それでもシンプルなUIになって操作がしやすくなれば利点はあるかもしれません。もちろん「Siri」もいるわけですから。もうこれでいいんじゃないでしょうか。いいと思います。
ちなみにホンダ車での「ETC2.0」対応は2車種だけ
「Apple CarPlay」とは関係ない話になりますが、少し気になるホンダ車での「ETC2.0」純正対応車種は2015年8月現在「レジェンド」と「アコード」の二車種のみというお話です。他の車種では純正対応はないそうなのでご注意を。