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コスパに優れた中古車はどれだ?

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クルマにそんなにこだわりがなく、ある程度快適に乗れれば構わないという人は結構いると思います。そういう方の為に個人的な見解で「中古車選び」をしてみたいと思います。

 

コスパに優れた中古車の条件

中古車を選ぶにあたってコスパを考えると以下の条件をを据えたい。

 

  • 実燃費が12km/Lは出る。
  • 価格が本体価格70万円以内、総額80万円以内で買いたい。
  • 国産車でディーラーが身近にある。
  • 使いやすいコンパクトカー
  • 走行距離5万キロ以内、できれば3万キロ以内

 

 中古車といっても燃費はある程度よくなきゃ困る。そして値段だってできれば安い方がいい。故障だってあるかもしれないから近くにディーラーがあると嬉しい、一番は壊れないことだけど。

 

これらを考慮するとやはり各メーカーのハッチバックの型落ちコンパクトカーが一番…となってしまうのだ。軽自動車は?実は最近の中古車は軽自動車の方が高いのです。

 

それでは該当するクルマを一台ずつ見ていきます。

 

ホンダフィット(2代目)

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フィット(ホンダ)2007年10月~2013年8月生産モデル|中古車なら【カーセンサーnet】

街で見かけない日はないほどのコンパクトカーの代名詞「フィット」の2代目モデル。センタータンクレイアウト(ガソリンタンクが前席の下にあるためレイアウトに自由度がある)によりフラットに折り畳めるリアシートは使い勝手抜群。跳ね上げレイアウトで背が高めのものも積むことができる。平均実燃費も14.5km/Lを超えている。上手な人は17.0km/Lを超えてくる。

 

マイナーチェンジ後の2010年以降、走行距離3万キロ以内、修復歴ナシでもかなりの数が市場に流れている。色はシルバー、ホワイト、ブラック、レッドなど。昔よりはかなりマシですがホンダの場合、赤系は選ばないほうがいいかと。色褪せが酷い場合アリ。

 

日産 マーチ(現行)

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マーチ(日産)2010年7月~生産中モデル|中古車なら【カーセンサーnet】

現行モデルながら日産の代表的コンパクトカーの座をノートに奪われ地味な存在に。それゆえ低価格で高年式の程度の良いものが見つかりやすい。実燃費も平均して13.0km/Lは超えているよう。

 

カラーは女性向きの淡いものが多いので必然的に市場もそういったものが多くなる。

 

トヨタ パッソ・ダイハツ ブーン(現行)

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パッソ(トヨタ)2010年2月~生産中モデル|中古車なら【カーセンサーnet】

トヨタヴィッツではなくパッソ。かなり軽量で燃費もよく、しかも安い。このクルマも現行モデルでも十分安いので現行モデルを選んでください。ただし、この車は小さい子供がいるママが使っていた可能性があるので室内にかなりの傷がある場合があります。気になる人は室内の現状確認を必ずしましょう。

 

こちらもカラーは淡い色系が多いです。

 

マツダ デミオ(3代目)

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デミオ(マツダ)2007年~2014年生産モデル|中古車なら【カーセンサーnet】

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 先日の記事にも書きました「マツダ デミオ」。新型が出てからかなり飽和状態にある3代目。なので結構選び放題的なところがある。燃費と価格が両立しちゃうモデルです。しかし弱点として荷物を載せづらい形状であることがあげられるでしょう。

 

こちらはカラーとしてはテーマカラーだったブルーのメタリックが非常に多くなっています。それ以外が逆に少な過ぎるくらい。

 

スズキ スイフト(現行)

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スイフト(スズキ)2010年9月~生産中モデル|中古車なら【カーセンサーnet】

こちらも先日の記事で挙げたものですね。とてもいいクルマなのにイマイチメジャーではない。乗ってみると、使ってみるととてもいいクルマだということがわかる。どうしてもスズキ=軽のイメージがあって、普通車も軽クオリティなのでは?と思われがちですが、とてもいい作りです。しかもかなり安いです。

 

カラーは赤、白、シルバーが多いです。特別仕様車になると変わった色があったりします。

 

 

とりあえず何にしたらいいかわかんない!ってレベルの人はこの5車種から選んでおけば間違いないです。一番安いものではなく総額で80万円程度のもの。安いものには「安いだけの理由がある」わけですから…。

 

 

そもそも中古車って正直どうなのよ?

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 実は日本ほど新車にこだわる国は滅多になくて。最初の車検を迎えた頃、たった3万キロ程度で乗り換えられてしまうことも…。

 

乗り換えられたクルマはまず国内の中古市場に出ます。程度のいいものは各メーカーの認定中古車などに。ある程度のものはオークションに流れ、中古車店等に並びます。距離数が10万キロを超えたりすると廃車にされたり海外に流れていきます。そういった車はその後何十万キロと日本ほどのメンテナンスも行われない状態で乗られていくのです。

 

そういうことを考えると中古車ってちゃんとメンテナンスをしてあげればかなり「長く安心して乗ってあげる」ようにできているんですね。新車じゃなきゃイヤ!ということさえなければ充分な存在なのです。

 

その為にも「車検」っていうのは大切な制度です。疎かになりがちなオイル交換で考えてみても2年に1回必ず交換する機会となる。本当ならもっと短いスパンで交換したいところなのですが、どうしても面倒だと忘れてしまったり。そういったことを一手に引き受けてくれるわけです。そして車検は人間ドックと同じ、と考えれば「しっかりとしたところで見てもらうこと」が大切だとわかると思います。早めに異常が見つかれば病気が早く治るのと同じで、見つかるのが遅ければ故障箇所も広がっていくのです。

 

 

まとめ

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【もぶちゃんの愛車】ホンダ フィット(初代)初度登録:平成13年10月 走行距離数:12万キロ

「クルマ好きと」しては嬉しいことなのか悲しいことなのか微妙なところですが、”緊急”で中古で購入した「初代フィット」がめちゃめちゃ元気なのです。しかも燃費が18.0km/Lを街乗りなのに超えてきます(走行距離12万キロ程度時)。

 

これは正直痛いです…だって買い替えられなくなるから。買い替える理由がなくなってしまうんですよ、使い勝手が良くて燃費がいいなんて…。だからこいつに出逢ってからは「今の中古車なら全然不自由しないな」と思うようになりました。そう、「中古車は十分アリ」な存在であると。今のクルマはエアコンもちゃんと効くし(あんまりエアコンが効くクルマに乗ってきてない人です…)。

 

 最後にひとつだけ。余裕があったら比較的安いアジアのメーカーでもいいので「タイヤはすべて新品にする」といいでしょう。安全が気になる方は特におススメします。なので中古車を選ぶ際は「タイヤの溝の深さ」に関しては考えなくてもいいかもしれませんね。

 

結論、相当なこだわりが無ければ「中古車」で充分!