セガはE3に出展しなくてもやっていける。
Sega Will Not Have Its Own Booth At E3 2015 - News - www.GameInformer.com
どうやら今年のE3にはセガは出展しないようだ。セガ派の私としては少し残念な気がするが、まあCS事業縮小の影響だと仕方なく思う。
それでもセガは地道にやっていけるのだと思う。その理由は過去の遺産とゲームを愛するスタッフがまだいるため。ニッチ市場にはなるが、それでも売上がそれなりに見込めればソフトは作っていける。パッケージにするのは難しくても、今ならDLで対応できる。以前も記事に書いたが、こういった3Dリメイク等でやっていくのもいいのではないかと思う。
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セガが一番輝いていたのはメガドライブ・ジェネシスの頃だと思う。その頃は海外でも大きな市場を持っていた。国内だけではなくその頃のコアなファンに訴えかけていくのもいいと思う。
時代は流れ、ソフト開発の中心となっていたメンバーたちは独立していった。しかしその先ではなかなかヒット作を作ることはできずにいる。やはりセガという箱は大きいんだと思う。後ろにはサミーもいるわけだし。独立していったメンバーたちの後にもゲームを愛する人達は残っている。そういったメンバーが箱の中でソフトを作っていけばいいと思う。
これからセガサミーとしてはパチンコややがて国内で解禁されるというカジノなどのアミューズメント事業が主なものとなっていく。そんな中でもセガゲームスのコンシューマ事業は小規模ながら続けていくというというのだから信じて待つしかない。
たとえ規模が違えど私は脈々と受け継がれた血は未だ流れていると感じている。本当にバカなんじゃないかというところまでとことんこだわる姿勢。それこそ当時のセガにみられた魅力なのではないだろうか。もちろんソフトとして当たり外れはある。でもそれはどのメーカーでも一緒だと思う。バカスカホームランを狙って三振をするより、ちょこちょこバントで出塁したっていいと思うんだ。まあバントだって失敗する時もあるんだけどさ。
セガだけではなく日本のソフトメーカーは3DSやPSvitaにソフトをだしたり、DLソフト等でPS4にフルプライスでないソフトを提供していくという道もあると思う。性能を全部使わなくても面白いソフトはできるはずだから。
コナミの一見の騒動からみても、莫大なお金のかかるプロジェクトはもう無理になってきているんだろう。E3に出展するようなソフトはどんどん減り、今まで日本でそういったソフトを作っていたクリエイターは海外へと旅立っていくのかもしれない。それでもいい、それが時代の流れというもの。
時代にあった変化をしていく。それがきっと必要なんだと思う。変化できないまま消え去るより、たとえがっかりするような変化をしても生き残って欲しい。私は3D復刻アーカイブスのようなソフトが出るかぎり応援し続けよう。だからワクワクさせて欲しい。セガだって倒れたままじゃない…、きっと逆立ちくらいはしているんだ!