新型ステップワゴンの「わくわくゲート」に思ったこと。
新型ステップワゴンの「わくわくゲート」。他のミニバンとの差別化のために作られた新しい機能。3列目の乗り降りや、ちょっとした荷物の出し入れに便利と評判になりそうな予感。だけど私は少しだけ疑問に思ってしまった。観音開きではダメだったのかと…。
「わくわくゲート」を実際に開けたり閉じたりして、写真のような通常の使い方の時にかなり重く感じた。閉める時に間に子供がいたら挟み殺せるくらい…それは大げさですが、結構重い。そしてもともと背の高いミニバンのハッチは背が低い女性では扱いづらい。アクセサリで補助できる取っ手などもあるが。これを解決する方法は「わくわくゲート」でなくても観音開きで対応できそうなもの。
前の記事で次期フリードにも「わくわくゲート」を…と書いたけど、次期フリードはコスト的に高くなってしまうなら観音開きにして欲しいなと思った。次期フリードといっても私の場合はスパイクなのですが、観音開きになることでよりアクティブな使い方ができるような…なんて思ったり思わなかったり。
観音開きが国内で受け入れられない理由っていうのはきっと霊柩車のイメージが強いんだと思う。だけど今の霊柩車って普通のハッチバックなんです実は。それでも一度付いたイメージってなかなかなくならないものだからね…。
新型ステップワゴンの話に戻すと、「わくわくゲート」という新たな機構を作った背景にあるのは他社のミニバンと比較した時の「インパクト」なのかもしれない。観音開きよりも確実にインパクトがあると思うし。なんにせよ一度見てみようか、と思わせたら勝ちだと思う。
3代目はいいクルマだったにもかかわらず低い見た目で使えないと判断されてしまった。実際に見てみたり試乗すると床が低いので天井が低くても問題なく、そして低重心なので安定しているなど利点は多かった。まず見てもらう、それがホンダの狙いなのかもしれない。
3列目シート含め、面白いことはしてるので実際に見て欲しい。買えるかどうか別としても。是非お近くのホンダカーズへ！S660もあるよ！
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