CDアルバム+ハイレゾUSBという流れ。
Mr.Childrenのニューアルバムが6月に発売になるが、今回のアルバムは結構勝負していると思っている。曲もそうだが、違うところでも。
今回のリリース形態はCDとCD+DVD、そしてCD+DVD+USBの三種。その+USBに勝負を感じている。中身は全23曲のMP3音源、ハイレゾ音源。とうとうCDにハイレゾ音源USBを付ける時代か…と。もうアルバムCDがおまけなんじゃないだろうか。
REFLECTION{Naked}完全限定生産盤(CD+DVD+USB)
- アーティスト: Mr.Children
- 出版社/メーカー: トイズファクトリー
- 発売日: 2015/06/04
- メディア: CD
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一般層は今まで通りCD+DVD辺りを買ったりレンタルしたりするんだと思う。選択肢としてその上に「アーティストの納得のいくレベルで変換済みのMP3音源」と「こだわりのハイレゾ音源」をつけた。これがこれから業界がどう動いていくかって意味ですんごく面白い。曲や音にこだわりのあるアーティストは乗っかってくるんじゃないだろうか。
私は未だハイレゾってものに手を出せずにいる。そもそもよくわかっていない。だけど業界としてコピーされ放題で「音質なんて関係ない!」って頃を考えると「本物の音で聴きたい」という層のおかげで新たな道が拓けていきそう。むしろどんどん拡げていかないと終わっちゃうもんね。
握手券商法やらミュージックカード商法などで売上だけを競う時代から、本当に音を楽しみたいという数ではなく質で勝負する時代に変化していくのかも。アナログ版の暖かみのある音も再評価されているし、いい流れが来ているんじゃないかな。
上記にある商法っていうのはCD売上やチャートというものがあるからなわけで、別に同じ値段で握手券やカードを単体で売っても売れるんだと思うんです。もう何万枚突破!とかやめればいいのに。そもそもオリコンが悪いんじゃないだろうかって思うわ。エコだよモッタイナイだよ。それでもやっぱりCD売上ってのは大切なんだろうね。
ハイレゾ、これから育っていくのかな…日本の居住環境を考えるとポータブルプレーヤーが主体になっていくんだろうけど。本気で楽しむつもりなら最低でも10万円からか、うーん…。基本音楽を聴く機会が車の中が主流なのでハイレゾにしてもあまり意味をなさなそうなのがハイレゾ移行への最大の問題点かも。
PCオーディオ完全ガイド ?CDを遥かに超える高音質「ハイレゾ」の楽しみ方? (TJMOOK)
- 作者: 小原裕太
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2015/05/21
- メディア: ムック
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