フルHDのその先の技術があっという間にやってきそう。
先日家電量販店に行くことがあったので、今までちゃんと見ていなかった4Kテレビを見てみる事にしたのですが。メーカーやグレードによってなのかもしれないのですが横移動のブレが解消されていないモデルがあって、4Kクラスでも解決できていないモデルもあるのか…と少しガッカリしました。
発色などの映りも大切なのかもしれないのですが、映像出力として大切なのは残像が少ないことなんじゃないかなと思います。フルHDの頃から各メーカーは液晶で残像を少なくする為にいろいろ工夫してきました。だいぶ解消はされてきましたが、画質が4Kになると余計目立つのかもしれません。これからはやはりリフレッシュレートが重要になってくるんじゃなかろうか。
まだまだ4Kは過渡期で成熟までには時間がかかりそうな雰囲気。知らなかったのですが、4Kのチューナーはまだ搭載されていなかったんですね。出始めのハイビジョンテレビに地デジのチューナーが付いていなかったのと同じかな。D5端子からHDMI端子に急に切り替わることもあったりと早めに買うといろいろと面倒になってくるので購入は東京五輪くらいでいいんじゃないかなと。
コンテンツは頑張ってそろえてくれるだろうけど、家庭用のゲーム機が今世代では4K対応しなそう。ちょうど2020年辺りが次世代のPS5なりが出る頃なのかもしれないが、それまではフルHDで充分とも言えるんじゃないかなと思います。
今後4K8Kになっていくに従ってテレビだけでは完結せず、レコーダーやプレーヤーの連結は益々重要になってくるし、ネットワークに接続されていなければ何もできなそうな気がする。メディアもBlu-rayじゃ圧縮技術が進歩したとしても多分容量足りなくなるし、そもそも4Kですら載せることってできるのかな。パッケージで購入したい人は気になる所だと思います。私はDVD時代は購入しなかったのですが、Blu-rayになって買うようになりました。なのでかなり気になってます。
技術が進歩するのは凄いし嬉しいことなんだろうけど、前にも書いた通りユーザーが付いていけてないような気がする。そしてそれをメーカーサイドが押し付けてきているのが面倒なんだよね。地デジ切り替えのときみたいにアナログ停波とか無理矢理感がないだけマシなのかもしれないけど。毎度Inter BEE見にいくと頭がくらくらする…。
まだまだ先のようで、多分すぐそこの未来の話でした。