【想い出のハード 第1回】メガドライブ
私はスーパーファミコンにはほぼ触れずその時期を過ごしました。触れていたのはそう、この黄金に輝く16BITの文字のメガドライブ。友人の家で初めて大魔界村を遊んだ時の衝撃は忘れられません。
一番最初に買ったソフトはゴールデンアックスでした。ゲームセンターで遊んだそれとは少し違いましたが、家で遊ぶには充分でした。このゲームの楽しさは二人プレイにありました。協力しているつもりが穴に落としてしまったり、攻撃を当ててしまったり。最終的には落としあいを始めてしまったりするのも楽しかった。
シャイニングシリーズもメガドライブらしいゲームでした。3Dダンジョンに大きな的キャラクターのシャイニング&ザ・ダクネス、シミュレーションRPGを楽しませてくれたシャイニングフォースシリーズ。そして少し離れますが同じ内藤寛が手がけたランドストーカーはメガドライブを限界まで使ったソフトでした。
スーパーファミコンでストリートファイターllが爆発的に売れているのを見てメガドライブは3ボタンだし無理だよなぁ…と思っていた時に出てきた6Bパッド。これでまだ戦える!とカプコンはストリートファイターll'plusを発売してくれました。
そしてメガドライブのRPGと言えばファンタシースターシリーズ。中でも私が好きなのはファンタシースター千年紀の終わりにです。動画ムービーなどなかった時代にそれを感じさせないマルチウィンドウビジュアルで展開するストーリー。もしかしたら今までで一番楽しんだRPGかもしれません。
メガドライブの頃のセガとそのサードパーティーはいい意味で異端だったし、明確な意志みたいなものがソフト一本一本にあったような気がします。今のソフトと比べたら限られた予算と性能の中で作るのは大変だったけど面白かっただろうなと思います。メガドライブは私の中学時代を担ったハードでした。
本日10月29日はそんなメガドライブの誕生日。もうあれから26年になるのか…早いな。
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